お取引のポイント

やってはいけないアパート探し ~ 日本人特有の、近視眼的ご依頼

複数の不動産会社に賃貸住宅探しを依頼される方や、ある不動産会社を通して入居をお申し込み後も、その事実を明かさず別の不動産会社を使って住宅を探し続ける方がいらっしゃいます。もっと良い物件が見つかるかもしれない、審査に落ちるかもしれない、と当チームにコンタクトされます。

しかし、REBNY(ニューヨーク不動産協会)会員のエージェントはすべての物件情報を公開・共有していますので、そのような重複した物件探しは、お客様を含む全ての当事者の時間を無駄にしてしまいます。

そこで、私たちはご依頼を受けた際、他社の紹介物件と重ならないよう、最初に(1)他社とのやりとり(2)内覧済の物件 をお客様にお尋ねしますが、事実を隠してご依頼される方もいらっしゃいます。そしてその後、内覧予約の際に、リーシングオフィスや家主エージェントから「その名前の人は最近見に来た」と言われることがあります。他には、弊社が内覧の予約をした後に、別の不動産会社が同じお客様のために内覧の予約を入れたことにリーシングオフィスが気付き、すぐに知らせてくれたことがあります。(つまり、彼らも、これは意味のない裏切りで要注意の客だと考えます。)

更に、弊社に仲介を依頼すると見せかけて、必要な情報を入手次第、もしくは内密に他社経由で申し込んだ物件の審査に通り次第、突然音信不通となる方もいます。不動産会社に嘘をついてまで “無料” の範囲で複数社から最大限の情報を得ようとする、残念なやり方です。リーシングオフィスや家主エージェントにも無駄な作業を依頼することになりますし、彼らの信用も得られず、本当にサービスが必要になった時に不利な対応をされかねません。

しかも、複数の不動産会社にコンタクトされて紹介物件が重なると、お客様の入居審査結果に影響したり、使ったり巻き込んだ不動産会社の分、仲介手数料が二重にかかる可能性が、米国での慣習から言っても十分にあります。当チームにご相談される際にお客様の状況を開示して頂くのは、一番にはお客様のためなのです。

私たちは賃貸物件の仲介業務を一度きりのビジネスと考えていません。ご希望のお住まいを探すことに全力を尽くすのみでなく、ご入居後にトラブルが発生した場合や数年後のお引越やご購入の際にも、引き続きサポートさせて頂けるような長期的な信頼関係を築きたいと願っております。


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